
Exhibitionの横に突如静かなブースがある。それがSLOW ARTのコーナー。学生、建築家、アート作家などが様々な作品を展示している。一部であるが紹介する。


カリフォルニア大学の学生が制作した“OASYS”。
画面の上に黒い砂がまかれていて、隙間から見える画面にはめだかのような魚が苦しそうにしている。
砂を手で書き分け広くしてあげると魚はそれに応じて広くなった画面を泳ぎ回る。
画面上の白い領域をセンサーで感知し画面の魚を連動させている。趣があり個人的にはお気に入りの一品。

前面と背面に配置され画面には踊る女性の写真が表示されている。
この画面をくるくる回していくと表示されている女性も同様にくるくると回転すというもの。
画面の回転位置と静止画連番の連動により実現していると思われる。

クッションを利用した映像との連動。
クッションを押したり、なでたりすることで表示されている画像が変化する。
なんだかゆるい感じで気持ち異世界。昨年もこのようなものに映像を投影しコントロールが可能となる作品が多い。

動きがあるものばかりではなく、いすや、格子網などの作品も多数展示されていた。

以上のような新しい先端技術や研究はもちろん、現代アート的な展示までを網羅するようになり、
学会であるSIGGRAPHの歴史に新しい1ページが加わってきた。
<文・写真 横木慶輔(Keisuke YOKOGI)>